ピアノを教えていると楽譜を見ないで弾いてしまう生徒さんが少なからずいるのです。
楽譜を見て弾けるように指導しているんだけど…。
楽譜を読むということは、音の高さと音の長さを同時に読まなくてはならない事が大変だし、ピアノの場合は左手と右手と2つあるし音が多いのが大変なのかな？そこがピアノの最大の魅力でもあるんだけど。
ある程度音符を読めるようになった生徒さんにはレッスンの初めに初見をやらせています。
間違えたくないとか、出来ないとかぶつぶつ文句を言いますが『楽譜を怖がらない事が目的なの！間違っても良いからやってごらん』となんとかやらせています。
今日は初見をやっている生徒さんが『学校でやっている合唱の2声の下のパートを誰かピアノで弾ける人はいませんか？』と言われたから手を挙げてやってみたんだ。と。あんなに嫌がっていた譜読みも出来る様になると自信がつくんだな？と本当に楽な方に行かないで、あきらめないで良かったと思ったよ。
教えていると迷うこともたくさん。
でも私の教える方向性は間違っていないんだなと生徒さんに沢山たくさん教えてもらっています。
もちろんもっと改善点はあるんだろうし、まだまだ迷ってしまうんだろうけど。
自分の中の芯のようなものをこれからもブレずに(頑固さではなく)持ち続けて行きたいです。