今日はお盆の送りの日。
仏様にご挨拶をして、お寺に送って来ました。
あー。無事にお盆を終えることが出来たなぁとしみじみ。
大したことはしていないけど、お家を継ぐって本当に大変。
私達夫婦には子供がいないから、この代で終わってしまうのは本当に申し訳ないと思っているけど、こればっかりは仕方がないよね。自分の思い通りになんてならない。それが人生だとも言える。
お盆中は全然ピアノにさわれなかった(ToT)教室には行ったけど。

若い頃は音楽はファンタジーだと思っていました。幻想。だから美しいんだと。だからみんなが憧れるんだと。
でも私もいろいろな経験をして来て、音楽は日常だと思うようになったの。
全ては日常から産まれる。
それに気がついたら日常の事をちゃんと出来ないで音楽なんて表現出来ないよねって(もちろん違う意見もあると思うけど)思える様になったんだよね。
誰かを愛しいって思ったり、自分の感情に悩んだり苦しんだり、そういう所から音楽は生まれる。
良い感情も、目を背けたくなる感情も全て受け入れて、許して、認めて行けたら良いのかな。
だからこそ音楽はみんなに愛されて、慰められたり、勇気をもらえたり励まされたりするのかな？
また明日からレッスンが始まって小さな子共から大人の方まで、レッスンに来てくれます。
みんなが自分なりの方法で音楽と向き合って、その中でいろんな気づきと共に成長出来ますように。